漫画一覧へ

舞台ドラマA2–B1
The Second Take
もう一度、主役を
Same stories. New beginnings.
不採用が続く俳優 Leo は、劇場「Lantern Theatre」の公開オーディションで、かつて袂を分かった演出家 Mara と再会する。役は好意ではなく実力で。共演者 Nina、脚本家 Ruth と稽古を重ね、一つの舞台を作り上げる。演技・意見・相談の英語を学ぶ舞台ドラマ。
エピソード
- 1第1話 扉に書かれた名前The Name on the Door不採用の連絡が続くLeoは、Lantern Theatreの公開オーディション「Harbour Lights」に向かう。だが演出はかつて袂を分かったMara Venn。Maraは「役は好意ではない」と告げ、Leoは実力で勝ち取ると誓う。無料
- 2第2話 最初の台詞の前にBefore the First LineオーディションでLeoはNinaが読む母June役と芝居を合わせる。大げさに演じるLeoにMaraは「誰を納得させたいの?」と問い、目の前の母を見るよう促す。Leoは静かに本当の台詞を見つける。無料
- 3第3話 前回に起きたことWhat Happened Last Time合否の前にLeoはMaraへ謝罪する。以前の公演で勝手に間を変え、台詞を見失って舞台を降り、恥ずかしさからMaraのせいにしたのだ。Maraは謝罪を受け入れつつ「信頼には時間がかかる」と告げる。 会員限定
- 4第4話 条件付きの役A Part with ConditionsMaraはLeoにBen役を打診し、条件として準備・時間厳守・相手役に黙って変更しないことを求める。Leoは仕事のシフトを共有し、Ninaや舞台監督と稽古時間を調整。全員で支えられる芝居を目指す。 会員限定
- 5第5話 テーブルの向こうの女性The Woman at the Table読み合わせでNinaは母June役の心情を問う。Juneは息子を引き止めたいのか、旅立たせたいのか。Maraは「人は同時に二つを望める」と言い、Leoは台本にいない相手と争っていた自分に気づく。 会員限定
- 6第6話 扉のある場所Where the Door Is仮セットでの立ち稽古。Leoは相手の台詞が終わる前に扉へ向かってしまう。Maraは「待つ方が去るより難しい」と助言。Ninaのパンの台詞を受け止めたとき、扉へ向かう動きに初めて重みが生まれる。 会員限定
- 7第7話 ウケたジョークThe Joke That Workedマグカップのジョークで見学者が笑い、Leoは味をしめて同じオチを重ねる。Maraは「同じ笑いを毎回注文はできない」と指摘し、Ninaは笑いを待つ間に自分を見ていなかったと言う。Leoは相手のために演じ直す。 会員限定
- 8第8話 動かせないシフトThe Shift I Cannot Move仕事のシフトを抱えたLeoは疲労を隠さず稽古に来る。舞台監督の勧めでMaraに伝え、予定通りの休憩を取る。Ninaは「準備には食べることも含まれる」と諭し、Leoは疲れが熱意の証だと思っていた自分を手放す。 会員限定
- 9第9話 かつての自分ではなくNot Your Younger SelfLeoは昔の公演の録画を見て、当時と同じ言い方で台詞を言ってしまう。Maraは「Ninaは私ではないし、あなたも24歳ではない」と指摘。Ninaとの間で見つけた「怖いけれど行く」という台詞が今回の版になる。 会員限定
- 10第10話 私が責めた人The Person I Blamed謝罪は内々だったが、以前Maraを責めた発言は公のものだった。Leoは自分のページで訂正文を出すと提案し、Maraは自分の感情を巻き込まないよう求める。Leoは事実だけを投稿し、稽古へ戻る。 会員限定
- 11第11話 もうひとつの助け方A Different Kind of Help若手の女優が前座の短い作品の朗読を聞いてほしいとLeoに頼む。彼女は助言より先に「何が伝わったか」を求め、Leoは「怒りの前に寂しさがある」と答える。彼女は試したい方向を見つける。 会員限定
- 12第12話 消えた台詞The Line That Went Missing稽古中にLeoが台詞を失う。今回は舞台を降りず、舞台監督にキューをもらいJuneの問いから再開する。Maraは「あなたが留まったから助けられた」と言い、Leoは最悪の気分でも稽古は終わらなかったと知る。 会員限定
- 13第13話 鍵の意味What the Key Means結末の動きは明確だが、Benが鍵を返す理由にLeoは引っかかる。Ninaも扉を永久に閉じたくないはずだと言う。Maraは作者Ruthが水曜に来るので勝手に変えず質問として持ち込むと決め、現行の結末を維持する。 会員限定
- 14第14話 稽古場に来た作家The Writer in the Room作者Ruth Daneが通し稽古を見に来る。Leoは鍵を返す動きが「戻る権利を捨てる」ように感じると伝え、Ninaは「頼むことで思い込みをやめられないか」と提案。Ruthは答えを保留し、Juneに本当の選択を与えたいと言う。 会員限定
- 15第15話 尋ねる許しPermission to AskRuthが新しい二行を承認し、全員が改訂版に差し替える。Benは「鍵を持っていてもいいか」と尋ね、Juneは「今でもその鍵で扉は開く」と答える。愛は旅を取りやめさせなくていい。Leoは尋ねさせてくれた礼を言う。 会員限定
- 16第16話 同じ指示ではないNot the Same NoteLeoがBenの台詞をおびえた調子で演じると、Maraは「そういう意味ではない」と稽古を止める。Leoが「強く」の意味を尋ねると、Maraは指示が曖昧だったと認め「優しさを減らさず選択に確信を」と言い直し、推測せず聞いたことに感謝する。 会員限定
- 17第17話 埋めたい客席The Seats We Need全4公演・各50席にはまだ空きがある。Leoの訂正文が興味を引くかもと言う彼に、Maraは「謝罪ではなく芝居に人を招く」と返す。図書館の掲示板にもポスターが貼れることに。Leoは友人に「家を出る話の芝居に出る。来てほしい」とメッセージを送る。 会員限定
- 18第18話 先延ばしにした招待The Invitation I Delayed母が転送したポスターで舞台を知った姉は「言うつもりだった?」と問う。Leoは良い出来だと分かるまで待っていたと明かす。舞台を降りた夜を見られたのが嫌だったと言う彼に、姉は「その後連絡がなかったのが嫌だった」と返す。Leoは初日に誘い、終演後の食事を約束する。 会員限定
- 19第19話 拍手のない場面A Scene Without Applause通し稽古でLeoとNinaが列車の出発時刻をめぐる場面を演じる。期待した笑いは起きないが芝居は静かに続く。終了後、Leoは「笑いはなかったが空虚ではなかった」と言い、Maraは「空虚じゃない。私たちは聞いていた」と応える。 会員限定
- 20第20話 衣装が演じるわけではないThe Costume Does Not Do It衣装合わせでLeoは昔の公演の自分とそっくりな姿に戸惑うが、Ninaは「服は覚えていても次を決めはしない」と言う。ポケットの糸に鍵が引っかかる不具合は直すことに。Maraに問われたLeoは、Benが鍵をしまう時の望みを見つける。 会員限定
- 21第21話 すべてに定位置があるEverything Has a Place完成したセットで小道具を一つずつ確認する。直したポケットは引っかからず、マグは全公演共通、終演後は全て定位置へ戻す決まり。Benが持ち去る鍵も例外ではなく「役は持っていけてもあなたは駄目」と言われ、Leoは笑って受け入れる。 会員限定
- 22第22話 通し稽古のあとの指摘The Notes After the Run指摘を全部抱えて演じたLeoは、相手役のNinaまで「間違えるかもしれない物」にしてしまった。Maraは今夜の優先事項を二つに絞り、舞台監督は技術的な指摘を別に預かる。Ninaは「私は試験じゃない、答えるのを手伝える」と笑う。 会員限定
- 23第23話 空いた椅子The Empty Chair招待客向けプレビューの夜、客席にオーディションで役を争ったSamがいた。舞台監督が招いたのだ。Samは「役は欲しかったが芝居も良くなってほしい」と言い、比較は別の日にして今は場面に集中しろと背中を押す。 会員限定
- 24第24話 客が実際に聞いたものWhat They Actually Heardプレビュー後、Samは列車の台詞の直前で話の流れを見失ったと言う。Ninaが台詞中に袋を持ち上げた動きが注意をそらしていた。パンの話の前に袋を見せる順に変えると、翌日の稽古では同じ台詞のまま場面が明快になった。 会員限定
- 25第25話 開場の前にBefore the Doors Open開演30分前、小道具は確認済みで鍵も定位置にある。「緊張してる?」と聞くNinaに、Leoは「緊張が消えてくれればと思っていた」と答える。Ninaは「一緒に連れて行けばいい、主導させなくていい」と言う。客席には姉が座り、いよいよ開幕。 会員限定
- 26第26話 持ちこたえる間The Pause That Holds初日の本番。醜いマグの台詞で客席の笑いは稽古より長く続く。Leoは「彼女はまだここにいる」と相手から意識を離さず、笑いが収まるのを待って場面を続ける。客席のMaraは「彼は彼女の言葉を聞いた」と確信する。 会員限定
- 27第27話 その場に居続けるStay in the Room本番中にLeoの台詞が飛ぶ。「彼女を見ろ」と自分に言い聞かせると、Ninaが「誰を起こさないつもりだったの?」と問いで救う。二人は即興でつなぎ、「怖い、それでも行く」という核心の台詞へ無事たどり着く。 会員限定
- 28第28話 今も扉は開くIt Still Opens the Door本番の列車の場面。Juneは「残れとは言っていない、出発時刻を聞いただけ」と言い、二人は少し座る。Benが「鍵を持っていてもいい?」と聞くと、Juneは「今もその鍵で扉は開く」と答える。Benは旅立ち、部屋は変わっても今も彼の家のまま。 会員限定
- 29第29話 拍手のあとでAfter the Applause初日を終えてカーテンコール。鍵を小道具箱に戻したLeoはNinaに「質問に救われた」と礼を言い、Maraは「今夜、あなたが舞台に留まると分かっていた」と伝える。ロビーで姉に食事か次のカーテンコールかと聞かれ、Leoは「絶対に食事」と笑う。 会員限定
- 30第30話 劇団での居場所A Place in the Company全4公演が終わり、カーディガンは衣装ラックへ、鍵は小道具箱へ戻る。Maraは来月の有償リーディング・ワークショップのチームにLeoを誘い、彼は「シフトを確認してから返事したい」と答える。出発前にもう一度読みたいと言う仲間に、Leoは「聞いているよ」と応じる。 会員限定
登場人物
- Leo再起をかける俳優
- Mara演出家
- Nina共演者
- Ruth脚本家