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SF・ファーストコンタクトB1+
耳をすます星
The Listening Star
星に、英語を教えることになった。
エピソード
- 1第1話 こんにちは、誰かいますか海辺の町で「怖がりさんのための英語教室」を営むユイ。月の近くに現れた沈黙の飛来物が初めて応答した相手は——彼女の、43人しか聴いていない深夜ポッドキャストだった。無料
- 2第2話 先生国際施設〈リスニング・ポスト〉へ運ばれたユイは、専門家たちの「沈黙の40日間」の記録を見せられる。許されたのはたった1回のセッション。彼女の「Hello, friend.」に、空が初めて答える。無料
- 3第3話 最初の授業は、名前名前の授業で、星は初めて自分から質問をする——「WHAT IS YUI?」。そして分析班が“ありえない”事実を発見する。星は7ヶ月前から、彼女の番組全217回を聴いていた。無料
- 4第4話 大きな言葉、小さな言葉「幼児英語は時間の無駄だ」——アドラーが完璧な英語でマイクを握るが、星は沈黙で応える。そして星は二つ目の質問を空に置いた。「ADLER SPEAKS LOUD. WHY ANGRY?」 会員限定
- 5第5話 鏡威圧的なテスト送信に、星は24時間の沈黙で応え、世界はパニックに陥る。ユイは全人類の前で謝罪する——「あれは恐れでした。私たちのすべてではありません」。そして“鏡の掟”が確立する。 会員限定
- 6第6話 “こわい”とは、なに感情の授業。ユイは誰にも話したことのない舞台の記憶を、初めて星に打ち明ける。星は言葉を返す——「YUI BRAVE.」。そして観測班が、恐ろしい事実を検出する。星は待っているのではなく、死にかけていた。 会員限定
- 7第7話 カウントダウンカウントダウンの正体は“残り電力”と確定し、締切は本物になった。市場は揺れ、人々は祈り、ヴォスは武装待機を命じる。そして星は言う——「TIME SMALL. MUST LEARN FAST. IMPORTANT WORDS FIRST.」 会員限定
- 8第8話 大事な言葉から先に残り時間わずか。星に「一番大事な言葉」を教えるため、ユイは夜間教室の大人たちと言葉を選ぶ。星が選んだ一語は「we」——そして星は告げる。「私は言葉を運んでいる。私の言葉ではない」。 会員限定
- 9第9話 運び手星は“伝言の運び手”だった。誰からの言葉なのか——世界は疑心で揺れ、各国は答えを迫る。星が沈黙のあいだに漏らす小さなハミングに、アドラーはある構造を見つける。それはノイズではなく——歌だった。 会員限定
- 10第10話 子守唄ハミングの正体は、星の中に保存された“製作者たち”の声——子守唄だった。「これは…家族の音だ」。アドラーの中で、遠ざけてきた妹の記憶が疼く。星は静かに告げる。「作り手たちは眠っている。私が、彼らのために話します」。 会員限定
- 11第11話 作り手たち喪失の語彙——gone、lost、remembered。いちばん難しい授業の果てに、星は真実を語る。作り手たちの文明は、もういない。「MAKERS GONE. MAKERS REMEMBERED?」——世界が泣いた夜、ヴォスは最悪に備える命令を下す。 会員限定
- 12第12話 43人恐れに傾く世論の中、ユイの43人のリスナーが名乗り出る。赤点の少年ソラの手紙——「先生は、怖がりの僕らに最初に教えてくれた」。そして星が夜間教室に“参加”した夜、世界は初めて、星の笑い声を聴く。 会員限定
- 13第13話 選択星の使命の全容が明かされる。伝言を待つのは地球だけではない——暗闇には“まだ聞くことを学んでいる者たち”がいる。ゼロの時、星は選ばねばならない。地球に全文を伝えて旅を終えるか、伝えずに次の星へ進むか。「先生。選ぶのを、手伝ってください」。 会員限定
- 14第14話 すべき、という言葉「選ぶのを手伝って」——星の頼みに、世界は「留まらせろ」と答えた。ユイは教師として“誘導”を拒み、choose と should の授業で一線を引く。ヴォスの圧力と、教えることと操ることの境界線。 会員限定
- 15第15話 更迭ユイは番組から外された。代役アドラーは完璧な授業で失敗し、彼女の方法と謙虚さで初めて星に届く。二人は密かに「最終カリキュラム」を作り、ソラの手紙がユイを立て直す。その夜、43人の小さな回線に星の声が——「私の先生は、どこ?」 会員限定
- 16第16話 古いラジオ海辺の家、父の古いラジオとマイクから「第219回」が始まる。世界がささやきに耳を澄まし、袋いっぱいの手紙が教師を呼び戻す。だが夜明けの電話が告げる——太陽が、行儀を悪くしている。 会員限定
- 17第17話 嵐が来る授業は1日2回に圧縮。星は秘密の「スピーチ」を練習中——「サプライズ。人間の伝統でしょう」。冗談を覚えた星に管制室が笑い、ヴォスの表情が緩んだ夜、嵐は予報より早く訪れた。 会員限定
- 18第18話 闇の中へ通信断48時間。ユイは死んだ回線に毎時間、授業を続ける——灯りを残すために。夜のいちばん深い時間、14歳のスピーチ大会の記憶が初めて語られる。回線が戻った朝、星は彼女の言葉をすべて——「聴いていました」。 会員限定
- 19第19話 いっしょに話そう信頼の頂点で、星が宣言する。「ゼロの時、地球のすべてに話します」。そして人間の習わしをひとつ——「先生が、先です」。80億人の前での“紹介”。それは、彼女の傷の核心だった。ユイの答えは。 会員限定
- 20第20話 話すのをやめた理由ユイは「断った」。だがSoraが公開した“最初の放送”が世界を変える。ユイはスピーチ大会の記憶を告白し、Vossは家族を失った過去を明かす。星は言う——「怖いなら、一緒に話そう」。 会員限定
- 21第21話 すべてが失われて近日公開 10月27日公開
- 22第22話 ゼロ近日公開 10月31日公開
- 23第23話 最後の授業近日公開 11月3日公開
- 24第24話 フレンド近日公開 11月7日公開
- 25第25話 まだ聞くことを学んでいる者たち近日公開 11月10日公開
登場人物
Yui Harada主人公・英語教師
29歳。「怖がりさんのための英語教室」と、リスナー43人の深夜ポッドキャストを続けている。人前で話すのが怖い。
The Star飛来物
月の近くに現れた沈黙の存在。地球最高の頭脳を40日間無視し、なぜか彼女の小さな声にだけ応えた。
Dr. Elias Adler言語学の権威
世界的な言語学者。彼の完璧な英語は、なぜか星に届かない。
Karin Voss対策本部長
国際機関「The Listening Post」の責任者。恐れを規律で包む人。
Soraリスナーの少年
17歳。英語のテストはいつも赤点。ユイの43人のリスナーの一人。